第4回 自然災害の歴史は繰り返す

令和4年3月11日

『仙台平野の歴史津波』という本がある。発行日は1995年9月30日。著者の仙台在住の郷土歴史家である飯沼氏の説によると、古文書などの記録から飛鳥時代の西暦700年頃、その約170年後の平安時代西暦869年(貞観11年)、さらに江戸幕府が布かれて間もない1611年(慶長16年)、そしてあの2011年(平成23年)と同規模の大地震と津波が、仙台平野と三陸、いわき沖を襲って来た言う。飯沼氏はこの地域を震源に、近年必ず大地震と大津波が発生すると震災から16年も前から警鐘を鳴らしていたが、残念ながらあの日をむかえてしまったわけである。▶︎「歴史は繰り返す」というが、確かにその間隔は日本史の教科書のように長いスパンであり、「いつ来るかわからない震災に備え、かまえて暮らし続けるのは難しい」という声も聞こえてくる。ただ言えることは、もしもに備え少なくとも自分の住む街がどういう災害の歴史を持っているのかを、知っておく必要はあるようである。▶︎「重ねるハザードマップ」というサイトがある。住所を入れるとその地域の洪水、土砂災害、津波などが、災害時にどう被害をもたらすかを表示してくれる、非常に優れものの人気のサイトである。その他にも上記のような色々な方や、自治体などの地域を絞った災害用の情報発信も多数ある。インターネットの普及により、スマホひとつで多くを知る機会が増えた。各自が気にかけて、通勤通学の車内ででも検索しておきたいものだ。▶︎有名なものには、鎌倉市発信の津波想定の映像がある。関東にお住まいの方には、あの見慣れた鎌倉の風景が東日本大震災の記憶と重なるものだ。いつどこにいても、もしもの際にどう行動するのかを、常に意識し暮らす必要性からは逃れられないのが、災害多発国に住む我々の現実である。そして今日は3.11、全ての災害犠牲者の皆様に「祈り」を捧げたい。

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